備中神楽
先日高梁市川上町の子供神楽育成会による備中神楽を観る機会がありました。
備中神楽は備中地方で行われる神楽の意味で名づけられたもので、荒神を勧請しその神前で演じられることから荒神神楽・神殿神楽とも呼ばれています。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、神事の時やお祭りなどで行われ親しまれています。
今回は猿田彦(さるだひこ)の舞と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の大蛇(おろち)退治でした。
猿田彦の舞では小学生や園児が扇子や刀を振りながら舞っていました。
おそらく10分以上舞っていたと思います。まだ幼いのに日々努力してこの舞台に立っていると思うと感動してしまいました。
素戔嗚尊の大蛇(おろち)退治では中学生が舞っていました。2匹の大蛇が出てきた時は圧巻‼︎凄い迫力で動きも蛇の力強さが伝わってきて恐ろしかったです。この大蛇を倒す為に素戔嗚尊が大蛇にお酒を飲ませて酔っ払った所を退治すると言う一場面でした。
声を荒げながら大蛇と戦い、最後は首を切って退治をするのですが終始引き込まれっぱなしでした。
40分程の短い時間でしたが、この素晴らしい伝統芸能のある高梁市に住んでいる事を誇らしく感じました。
早くコロナが収まって多くの方にこの備中神楽を観て、感動していただきたいです。