古き良き物シリーズ
これらはどれも重さをはかる道具です。
棒の先にお皿が吊るしてある秤は竿秤(さおばかり)と言います。
これは江戸から昭和中期まで使われていた秤だそうです。
使い方はまず、棒のお皿とは反対側に付いている輪っかを手で持ちます。はかりたい物を皿にのせるかフックが付いているのでそこにかけるかします。棒に紐でおもりをぶら下げ、おもりを左右に動かしてつり合わせます。つりあったら、おもりがある場所の目盛で重さをはかります。
※写真にはおもりがないので分かりにくいですね…
もう一つの秤は台秤(だいばかり)と言います。
これは明治から昭和中期まで使われていた秤だそうです。台の上にはかりたいものをのせて、分銅をぶらさげつりあうようにします。
昔は分銅を何個も使用し釣り合いが取れるまで何回もやり直さないと重さを知る事が出来なかったんですね〜。
今私達が使ってる秤ははかりたい物を乗せたら目盛りやデジタル表記で簡単に重さを知る事が出来ます。
昔の誰かが不便を感じどうにか楽に楽に計れないか考え、新しい物を作り出してくれたおかげです。ありがとうございます♪
江戸や明治に使用してたものが令和の時代に残されて、自分の所に辿り着いたと思うと感慨深いものがありますよね✨